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【個人事業主】自宅住所は公開しなくていい|バーチャルオフィス活用法
開業や副業で、特商法表記や名刺に住所が要る。でも自宅の住所は公開したくない——と悩んでいませんか。
結論から言うと、外に公開する住所はバーチャルオフィスにすれば、自宅を出さずに用意できます。開業届の納税地だけは、自宅のままにするのが手軽です。
この記事は、自宅を公開するリスク、バーチャルオフィスでできること・できないこと、開業届の書き方、費用の目安を一次情報で整理します。
結論: 外に公開する住所だけバーチャルオフィスにすればいい
個人事業主が事業で使う住所のうち、外に公開されるもの(特商法表記・名刺・ウェブサイト・請求書)は、バーチャルオフィスの住所にできます。これで自宅を出さずに済みます。
税務署に出す開業届の納税地は、自宅にするのが手軽です。バーチャルオフィスも選べますが、税務署の郵便が届く先になるため、転送を確実に受け取る運用が要ります。
| 住所を使う場面 | どうする | 補足 |
|---|---|---|
| 特商法表記・名刺・ウェブサイト・請求書(外に公開) | バーチャルオフィスにできる | 自宅を出さずに済む。個人事業者もバーチャルオフィスの住所を表示できる(消費者庁Q18) |
| 開業届の納税地(税務署に出す・非公開) | 自宅が手軽(バーチャルオフィスも可) | バーチャルオフィスにすると税務署の郵便がそこに届く=転送で受け取る運用が要る(国税庁No.2091) |
出典(2026年7月21日確認): 国税庁タックスアンサーNo.2091/消費者庁「通信販売広告Q&A」(Q18)。
自宅住所を公開するリスク
自宅を事業用住所にすると、名刺・ウェブサイト・特商法表記などを通じて、その住所が不特定多数の目に触れることになります。
- 特商法表記やSNSの発信から、自宅が特定されることがある
- 一度公開すると、後から取り消しにくい
- 家族と住んでいる場合は、その住まいも知られる
- 賃貸・分譲の規約で、事業利用が制限されている場合がある
自宅を出したくない場面だけ、別の住所(バーチャルオフィスなど)に切り替えるのがおすすめです。
実家・知人宅を使うときの注意
実家や知人宅の住所を借りる方法もあります。 ただし、郵便物・来訪・規約の問題は、自宅と同じように残ります。
- 名義人(家族・知人)の同意を必ず得る
- 郵便物・宅配・来訪への対応を誰がするか決める
- 賃貸なら、貸主・管理規約で事業利用が認められるか確認する
- 特商法表記や登記に使うと、その住所も公開される
無断で使うと、後からトラブルになりやすくなります。 個人間で住所を借りる場合の注意は住所貸しサービスとはで詳しく整理しています。
バーチャルオフィスでできること・できないこと
バーチャルオフィスは、事業用の住所を借りて名刺・特商法表記・郵便受取・法人登記などに使える仕組みです。 ただし、住民票や一部の許認可には使えません。
- 名刺・ウェブサイトの住所に使う
- ネットショップの特商法表記に使う
- 郵便物の受取・転送を頼む
- 多くのサービスで法人登記に使う
- 住民票を置く
- 実体が必要な許認可の営業所にする(古物商など)
- 居住している実態を装う
古物商の営業所として使えるかは、業種で扱いが異なります(→古物商の営業所にバーチャルオフィスは使えるか)。 住民票を置けない理由や、住所貸しの合法な範囲は住所貸しサービスとはで確認できます。
「バーチャルオフィスは怪しい・違法では」と不安な場合は、合法である根拠と業者の見分け方をバーチャルオフィスは怪しい?デメリットと対策で整理しています。
ネットショップや名刺に使える拠点を、料金・エリアで絞り込めます。
開業届に住所をどう書くか
開業届では「納税地」と「上記以外の住所地・事業所等」の2つの欄に住所を書きます。 納税地は自宅(住所地)が原則で、バーチャルオフィスは事業所等として書けます。
| 欄 | 書く住所(基本の構成) |
|---|---|
| 納税地(原則) | 自宅(住所地) |
| 上記以外の住所地・事業所等 | バーチャルオフィス等の事業所 |
納税地をバーチャルオフィスにすると、所轄の税務署と書類の届き先が変わります。 納税地の選び方や変更手続きの詳細は開業届の住所とバーチャルオフィスで解説しています。
納税地を変えるかどうかの判断は、税理士または所轄税務署へ相談してください。
費用相場と、用途別のバーチャルオフィス
当サイト掲載の全713拠点では、月額の中央値は¥5,500、月額¥1,000以下の拠点も83件あります。 法人登記に対応する拠点は691件、特商法表記に使える拠点は218件です。
選ぶときは登記まで必要かと費用・付帯サービスで分かれます。用途の違う3社を、必要な機能が増える順に紹介します(表示月額は対象プランの料金)。
| あなたの用途 | 向くタイプ | 候補 |
|---|---|---|
| 名刺・HP・特商法だけ(登記はしない) | 郵便受取つきの住所 | NAWABARI |
| 開業の事業所・将来の登記も安く | 最安クラスの登記対応 | レゾナンス |
| 銀行口座・会計など起業支援もまとめて | 大手の起業支援つき | GMO |
登記はまだ不要で、名刺やネットショップの住所だけ用意したい人向け
ネットショップ運営プランは、月1,100円で名刺・ウェブサイト・特商法表記に使える住所を用意できます。郵便物は写真で確認でき、複数の屋号にも対応します。まずは自宅を出さずに始めたい個人事業主向けです。
- 名刺・特商法表記に使える住所を用意
- 郵便物を写真で確認・週1転送
- 複数の屋号に対応
- 法人登記は上位のビジネスプランが必要
- 拠点は目黒の1か所
- 初期費用が必要
- 初期費用
- ¥5,500
法人登記も必要になったら、ビジネスプランを選びます。
開業の事業所や将来の法人登記まで、とにかく安く用意したい人向け
浜松町の住所で月990円から法人登記に対応し、登記対応では最安クラスです。郵便物は月1回転送で、写真通知は無料。開業届の事業所や、いずれ法人化も考える個人事業主に向きます。
- 月990円から法人登記に対応(最安クラス)
- 浜松町駅から近い都心の住所
- 郵便物の写真通知が無料
- 入会金が必要(週1転送の年払いは無料の場合あり)
- 拠点は東京が中心
- デポジットが必要
- 初期費用
- ¥5,500
月1回転送プランで法人登記に対応します。
銀行口座・会計・印鑑など、開業まわりの支援もまとめたい人向け
入会金・保証金が0円で、月1転送プランなら法人登記に対応します。GMOグループの信頼に、銀行口座・会計・ドメイン・印鑑などの起業支援が付き、開業の手続きを一括で進めたい人に向きます。
- 入会金・保証金0円・GMOグループの信頼
- 銀行口座・会計・印鑑などの起業支援つき
- 好立地の住所から選べる
- 最安の転送なしプランは登記・郵便受取の対象外
- 専用の電話番号は提供していない
- 料金は1年分一括が前提
- 初期費用
- 0円
登記するなら、月1転送プラン以上を選びます。
※月額・登記可否・初期費用は各拠点ページのデータから自動表示しています。条件で全拠点を絞り込む場合は法人登記OKの拠点一覧へ。納税地を変えるか(税務署の管轄・書類の届き先が変わる)の判断は、税理士または所轄税務署にご相談ください。
よくある質問
個人事業主は事業の住所に何を使えますか?
開業届にバーチャルオフィスの住所を書けますか?
バーチャルオフィスの住所を名刺やネットショップに使えますか?
バーチャルオフィスの住所に住民票は置けますか?
副業でも事業用の住所を用意したほうがいいですか?
この記事について
バーチャルオフィスの羅針盤 編集部が、一次情報(法令・行政資料・各サービスの公式ヘルプ)を実際に確認して執筆しています。事実の記載には出典と確認日を付し、内容の変更を確認した際は記事を更新します。詳しくは編集ポリシーをご覧ください。
登記・特商法・郵便の条件で絞り込めます。税務の個別判断は税理士・所轄税務署へ。